2024年5月のあそび

『聞く』と『聴く』

ビリビリちぎったお花紙。どんな音かな、聞いてみよう。子ども達の思いどんなかな、聴いてみよう。

♪うえからしたからおおかぜこい♪

ふんわりと舞ったお花紙にワクワクしている子ども達の声を聴いてみて。

どんな感じ?しー。聴こえる、聴こえますね、お花紙が舞い落ちてくるのをワクワクしている子ども達の声。

「いらっしゃいませ~」かな?「おいしいよ~」かな? どんなお話が聴こえてきますか?


粘土遊びの間もたくさんのお話をしています。聞こえてきましたか?夢中で遊んでいる時は静かに見守ってみましょう。しー。
「みて~♪」お顔がこっちを向いたら、目を合わせてお話を聴いてみましょう。

「ダンゴムシ見つけたよ!」葉っぱのカサコソした音もおもしろいダンゴムシ探し。

言葉を使ったやりとりが成り立つようになってきて、耳を傾けるとほっこりしたエピソードが聴けますよ。一緒に聴いてみましょ。しー。

今日はどのおもちゃにしようかな?おもちゃの向きを変えながら、じっくりと観察中。

どろんこをギュッと握って容器に入れて。夢中で遊ぶ子ども達は意外と静かなんですよね。心の声に寄り添って聴いてみましょう。

トイレットペーパーを集めてお水を入れて、ぎゅーっと握るとお水がツツツーっと流れ落ちました。何度も繰り返していくうちに、トイレットペーパーは紙粘土みたいになっておにぎりが作れちゃいました。

「とんぼさ~~~~~~ん!!!」お友達が大きな声で呼んだら、トンボがスイスイ―っと、みんなのところにやってきたんです。奇跡が起きました。トンボさん、聞こえたの?


図鑑を出して調べてみました。「これかなぁ?目は青いから違うんじゃない?」「そっかぁ」

結局、トンボの種類は分かりませんでしたが、たくさんの種類のトンボがいることを知りましたよ。

観察したトンボさんは「またね~」と飛んでいきました。またどこかで会えるかな。

「あそこにも何かいるんじゃない?」「あれ?ほんとだ!」

雨上がりに保育園前のたんぼを覗きに行きました。

耳に手を当てて、カエルの声を聞いてみました。聞こえたかな?「きこえたー!」

カエルさんの声は聞こえましたが姿が見当たりません。どこにいるのかなぁ?
夜になるとカエルの大合唱が聞こえるので、たくさんいるのではないかな?と想像しています。そのうち保育園にも遊びに来てくれるかな?

『聞く』と『聴く』

意識して聞こうとした時には、聞こえてこなかった音や言葉が聞こえてきますね。いつも聴いている曲のドラムの音だけ、ベースの音だけを聴こうと意識してみてください。どうでしょう?子ども達の心の声を聴くコツはその感覚に似ているかなと思います。

保護者交流の会がありました。

公園についてシートの上にチョコンと座ったお友達も

シートの近くに作った泥んこに興味津々で触って遊び始めます。



バケツからお水をすくいだし、どんどん水たまりが大きくなっていくと、手についた泥が気になっていたお友達も平気平気!になっていって、靴から洋服からお顔まで全身泥んこです。


大井戸公園の森にいくと、すぐに枝をみつけてこのとおり。葉っぱをカサコソしながらダンゴムシを見つけます。

「みつけた?」「これ?」「みせてみせて!」

「これなに?」「なになに??」寝転がって覗き込んでみているのも虫さんです。こんな風に子ども達が夢中になる『虫』の魅力ってなんでしょうね。



子ども達が大好きなのは『どろんこ』や『虫』だけではありません。絵の具遊びも大好きです。絵の具の上にビニールを敷いてゴシゴシゴロゴロ。


くま組さんはローラーでコロコロ。おててにも塗って、ペタペタ。とっても綺麗な色合いの1枚ができました。


年4回”いっしょにあそぼう”という会を行っています。今年度はこの日が初めて。皮膚の刺激や運動機能とのつながりなどのお話も交えながらふれあい遊びを楽しみました。また次回も楽しみに来てくださいね♪


それから、玉ねぎ収穫もしました。パパ、ママ、お姉ちゃんやお兄ちゃんと一緒に、うんとこしょ! 玉ねぎが出てくると、とびっきりの笑顔を見せてくれて嬉しかったです。甘くておいしい玉ねぎだったので大成功かなと思っていますが、お味はいかがでしたか?

次は

サツマイモの苗を植えました。お水をあげて、美味しくなぁれ、大きくなぁれ。秋にはサツマイモ掘りをしようね!
トマトも花がついて茎も太くなってきましたよ。これから夏野菜の生長が楽しみです。

1日はうさぎ組さんの保護者会です。8日はパパの会。子育て”あるある”を話しができるお友達がいると「うちだけじゃないんだ」「そういう方法もあるのね!」と、ホッとすることもあると思うのです。交流がもてる機会を活用してくださいね。

触ってみたよ。

畑にミニトマトの苗を植えに行きました。トマトの葉っぱって、トマトの香りがするんだよ!「大きくなぁれ」かわいい指でおまじない。

お水をたっぷりあげて、トマトさんも喜んでいるね!甘くておいしいミニトマトを収穫できる日が待ち遠しいです。

マンホールの上に、少しのお水を見つけた子ども達。手のひらで、木の枝でパシャパシャと遊び始めました。

触ってみたよ。スコップで救ったお水、気持ちいいでしょ♪

どろんこのお水をすくったよ。触ってみる?

足でパシャパシャ!水がはねておもしろいね!

おてて どろんこーーー!

靴もズボンも洋服もどろんこになって遊びましたよ。

先生達が泥んこ遊び?

いえいえ、今日は”どろんこアート”をして遊びました。画用紙に泥んこをぺたり。べたり。ぽとり。
泥んこを触るのが苦手なお友達は、画用紙にお水をぽとぽと。その上に、砂をサラサラ。

どんなアート作品になったかな?乾くのが楽しみです。

水分が多めな泥んこの、このタプタプとした感触が気持ちよかったようで、ずーーーっと タプタプを楽しんでいましたよ。先生達も泥んこ遊びが大好きです。帰ってきた先生の背中は子ども達に負けないくらい泥んこでした。

絵の具の上にビニールをかぶせ、指先や手のひらで伸ばして遊びました。どんどん広がっていく絵の具。色が混ざり合ってとっても綺麗でしたよ。

保育園に消防車がやってきました!直前までとっても楽しみにしていたのですが、大きな消防車を目の前にして少々緊張気味の子ども達。

ホースの先につけるもの、大きくて重たいんですよ。「ここ動くよ」と教えてもらって動かそうとしたり、先のギザギザした部分に興味を持って触ったり回そうとしたり。昨年は人見知りと緊張で、先生に抱っこをしてもらって泣いていたお友達が、積極的に触りに行っていて、これには、じーんと感動しました。


消防車にはたくさんの部品がついていて、覗き込むように観察しているお友達もいましたよ。


火事で大切な命を失うことがないように毎月避難訓練をしています。くま組さんはお口を押えて、素早く避難することもできるようになりましたよ。

来週も、爽やかな青空に似合う、元気な笑顔で遊ほうね!

おしえあいっこ



握りしめた小さなおててを広げ、サラサラとこぼれる砂を不思議そうに眺めるお友達。湿った砂は手のひらに残り、両手を合わせてパンパンと払って、手に残った砂を確かめるお友達。これから砂・泥んこ・水を使って遊ぶ機会が増えてきます。

たんぽぽをたくさん見つけたお友達が言いました。「土いれる?」野菜の苗を植えるようにぎゅっぎゅっと土を入れて。

「どこに置く?(おこうかな?)んー。ここ」と、お話しながら飾っていたそうですよ。かわいらしいですよね。

トマトの苗をポットから出すと細い根っこがいっぱい。植え付け作業に興味津々です。大きなトマトが育つように水やりをお願いしたら「わかった!」「いいよ!」と元気に答えてくれました。オクラも植える予定です。パパママが一緒に興味をもってくれることで、生長を楽しみにする気持ちが増します。送迎の際には子ども達の気づきのきっかけにしてみてくださいね。

お花にのっけたダンゴムシ。

気になって触って触ってしていると、ずーっとまんまるのまんまです。

お友達が教えてくれました。「さわらんといたらいいねん。がまんやで」
ほんと、触らないでいたら、むくむくっと足がでて動き始めました。

「がまんやで」をつけ足して言ったところが、おかしくってかわいくって、このエピソードを聞いてほっこり。保育園には毎日こんなエピソードがいっぱい。いいでしょう♪


「さわらんといたらいいねん。がまんやでー」

「わー!うごいた!」

小さなことだけど、心が動いて喜べる。子どもっていいなぁ。大人になってもこんな心を持っていたいです。

何度も手のひらにダンゴムシを見つけて乗せてくれるけどコロコロと転がりおちて…。そのたび、探して手のひらに乗せてくれて。「ごめんね~。何度もありがとうね。どうして落ちちゃうんだろうね」と先生が言うと「おててがちっちゃいからちゃうか?」と教えてくれたそう。申し訳ないなんてことないよ!の優しい言葉にじーんときて感動しました。お友達も「ありがと」と嬉しそうでした。

いいものを見つけたらみんな集まって覗き込んで

お兄ちゃん、お姉ちゃんが楽しそうに遊ぶ姿を見て、真似っこして、とびっきりの笑顔で過ごしてほしいです。

数字が大好きなお友達は時計にも興味津々。1・2・3・4・・・。電車やおもちゃを並べて5・6・7・・・。


来週の玉ねぎ収穫を楽しみに、今日は様子を見に行ってきてくれました。葉っぱがピーン。これがぐったりと倒れたら収穫サインだそうですが、その前にネギ坊主ができてしまいました。肝心の玉ねぎはちょっと小さそう。

収穫のタイミングが遅くなったスナップエンドウは、実が大きく、皮が薄くかたくなって食べられなくなり”エンドウ豆”になりました。
「あかちゃんお豆があったー」「おっきいのあるわ」「あ、落ちた(転がって)どこいった?」お話をしながらニコニコとむいているお友達と、口をとんがらせて集中しているお友達もいて楽しいです。みんながたくさんむいてくれたので、給食の豆ごはんのお豆はいつもよりたっぷり。おいしかったですよ!

今週もたくさんの気づきを教えてくれた子ども達。来週はどんな姿が見られるかな。